linux 開発インフラ

VirtualBoxにUbuntu18.04をインストール(SSH接続するまで)

投稿日:2020年1月4日

2019年も変わらずLinuxディストリシェアトップをキープしたUbuntuをVirtualBoxでインストールします。

SIerだとRedhatと繋がりのある企業傘下で開発することが多い(気がする)のでお仕事でUbuntuを使うことは、RHEL(Red Hat Enterprise Linux) or CentOSと併せて半々くらいなイメージです。

ただWeb系だとLinuxはUbuntuが多いですし、Ubuntuでしか出来ない事(Android版Chromiumのビルドとか)もあるので、Ubuntuの環境持ってないよ、という方はVirtualBoxで入れておけば事足ります。

環境

  • Windows 10
  • VirtualBox 6.0.4
  • Ubuntu 18.04.3 LTS

VirtualBoxインストール

最新版をインストールしておきます。今回は6.0.14。

Ubuntuのisoファイルをダウンロード

18.04.3 LTSをダウンロード。後でVirtualBoxから読み込みます。

VirtualBoxの設定

VirtualBoxを起動し、新規VMを作成

メモリサイズ設定。最低限8Gbyteは欲しいところ。

ハードディスクサイズ設定。用途によってお好きな容量で。
(Chromiumをビルドする場合は100Gbyteは最低限必須)

「設定」→「ストレージ」から光学メディアを追加。ダウンロードしたubuntuのISOファイルを指定後、起動。

Ubuntuインストール

「日本語」に設定。

日本語に設定。

通常のインストール

ディスクを削除してUbuntuをインストール

Tokyo

ユーザ作成。

インストール中。気長に待つ。

インストール完了。

再起動前に光学ドライブからisoファイルを抜いておく。

再起動してログイン。

設定ウィザードを終わらせる。

インストール完了です。

インストール後設定

解像度を上げる

デスクトップ左下のアイコンからアクティビティを開き、「display」で検索。

好みの解像度に設定。

SSHサーバをたてて外部から接続

ターミナルを起動してOpenBSD Secure Shell Serverインストール。

$ sudo apt install ssh

sshサーバが起動したか確認。

$ systemctl status ssh

Oracle VM VirtualBox マネージャー画面から「設定」→「ネットワーク」→「高度」→「ポートフォワーディング」。

ホストIPの任意ポート(今回は192.168.0.5:2222)をゲストOSのSSHポート(10.0.2.15:22)にフォワードさせる。

teraterm等SSHクライアントで接続。

Ubuntuの開発環境が手に入りました。

プログラム開発環境にするも良し、機械学習を勉強するも良し、Chromiumのビルドをしてみるも良し。活用していきましょう。

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shingo.nakanishi
 

東京在勤、1977年生まれ、IT職歴2n年、生涯技術者として楽しく生きることを目指しています。デスマに負けず健康第一。